最近のトラックバック

« バンジージャンプの衝撃 | トップページ | ほんまかいな »

2008年7月 4日 (金)

ハンセン200メートル出場権喪失で思うこと

北京オリンピックがあと1か月ほどで開催される。わたしは熱心なスポーツファンではないが,夏冬のオリンピックはそれなりによく観るほうだ。もちろんテレビで観戦するだけで実際に会場に観戦に行ったことはない。

平泳ぎの200メートルで北島の最大のライバルと目されていた米国のハンセンが代表選考会で4位になり200メートルの出場権を得られなかったというニュースを見た。これを聞いて思うのは,米国の五輪代表選出方法の公平さだ。すべての競技がそうであるのかどうかは知らないが,米国では1回の五輪代表選考会の結果で代表を決めてしまうらしい。そういう選考方法が世界中の国の主流であるのか,あるいは,むしろ例外であるのかについても知らない。ただ,日本の五輪代表選手の選考において,過去の実績をとるか,直近の記録を取るか,などが問題になるときがままあり,そのような場合,わたしは米国流の1発勝負の潔さと合理性を評価したくなってくる。

米国のようなやり方をよしとしない人の反論としては,1) 1回の選考だけで決めてしまうのは大舞台での経験や過去の実績を考慮に入れないのでむしろ不合理あるいは可愛そう(特に実績のあるしかもまだ年齢的にいい成績が期待できる選手にとって),2) たまたま代表選考会の調子がいい,いわば,まぐれで1位になったような選手を代表とするのも不合理あるいは不公平,というようなものが考えられる。

しかし,ちょっと冷静に考えれば分かることだが,オリンピック自体が究極の1発勝負である。つまり,オリンピックでいい成績を出すためには,大舞台の1発勝負に強い(そのときに十二分の力を発揮できる),あるいは,そういう大会へ向けての調整が上手いことが必須条件である。したがって,その代表を選ぶにあたっても,1発勝負の選考会で選ぶほうが,オリンピックに出て勝てる可能性の高い選手を選べる率が高くなるのではないか。少なくとも,日本のような選考方法のほうが,「獲得メダルの数を増やすためにはより合理的」とは言えないのではないか。

ハンセン選手がオリンピック200メールの出場資格を得られなかったのは残念で可愛そうな気はするが,ハンセンを破った米国の代表選手が,北島を破って優勝する可能性はないとは言えない(もっとも,ニュースで読んだ範囲では,ハンセンが選考会で4位になったのは,3位までの選手の記録が抜群に素晴らしかったからというわけではなく,ハンセンの調子が悪かったようだ)。

柄にもなくスポーツの話題について書いたが,ドーピングについてもわたしはおそらく一般には受け入れてもらえないような意見を持っている。それについてはいつかまた気が向いたら書くつもりだ。

« バンジージャンプの衝撃 | トップページ | ほんまかいな »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/520869/22075299

この記事へのトラックバック一覧です: ハンセン200メートル出場権喪失で思うこと:

« バンジージャンプの衝撃 | トップページ | ほんまかいな »