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2010年1月

2010年1月11日 (月)

腹がたって仕方ない週刊現代の民主党議員の「告発記事」

これまでで最も正月気分のでないひどい年末年始だった。子どもを連れての帰省,親の介護問題に絡んだ兄弟喧嘩,年明け早々の事務所の引越し(まだ段ボール箱が片付いていない)など,バタバタと「行事」が続き,どうも落ち着かない。

話変わって,週刊現代の最新号(2010年1月23日号)に掲載されている,<「なんか」おかしい!民主党政権 ぶち抜き大特集」>の最初に掲載されている<民主党議員 決死の告発集会,「助けて!小沢さんが怖いんです」>という民主党議員4人の座談会記事には本当に腹がたった。

中堅議員A,中堅議員B,ベテラン議員C,若手議員D,という匿名で4人の民主党議員が小沢幹事長や鳩山首相のことを愚痴っているのだが,これで「決死の告発」とはあきれてものがいえない。

匿名でしか掲載できないのならこんな座談会に最初から出席などするな。民主党議員の数は多いので特定するのは容易でないかもしれないが,記事中に実名で話題になっている幹部は除外できるし,中堅,ベテラン,若手と3分類してあるので,それぞれ数十人程度には絞れるのではないか。イヤ,小沢氏などはこの座談会に出た4人が誰であるか,すでにつかんでいるかもしれない。

座談会の内容は,ほかの雑誌や新聞でも読めるようなことばかりで,建設的な内容はなにもない。絶大な権力を握っている小沢氏と何も決断できない鳩山首相,脱官僚を理由に各大臣がかなりバラバラなことを発言する現在の民主党政権に問題の多いことはだれでも理解できる。

しかし,議員として税金から歳費をもらっている当事者が,こんな愚痴座談会を匿名で掲載させるとはいったいどういう頭をしているのだろうか。

紙面に制限があるので,週刊現代側で相当編集しているのは間違いない。今後,この記事が大きな問題(座談会に出席した議員A,B,C,Dが小沢氏から「粛清」される,など)になるか,あるいは,民主党内では全く無視されるかはわからない(たぶん後者だと思う)が,もし,自分たちの名前が特定され,大事(おおごと)になった場合,こいつら4人は,「記事は自分の意図したことが反映されていない」「週刊現代が歪曲した編集をした」などと言い訳するだろう。

しかし,週刊誌に記事が出ることを了承したのであれば,そういうこともリスクに入れておくべきだし,事前に原稿のチェックはしているはずだ(していないとすれば,それだけでリスク管理が甘い)。まさか,この座談会そのものが捏造とは考えらないし(もしそうであれば,今度は週刊現代が廃刊リスクを負うことになる),週刊現代側には,録音テープ(or 録音ファイル)やテープおこしが保管されているにきまっている。

座談会の最後は議員Cの<その時,われわわれは民主党内にいられるのか?小沢さんに追い出されて,渡辺喜美の「みんなの党」に行くしかなくなっているかも。>という発言で終わっているが,こんな発言は「みんなの党」に対して失礼だし,なによりも,こいつらは,税金の無駄使いを厳しく批判している民主党議員の一員でありながら,自分たちも税金で食っている立場を忘れている。

本当に腹が立つ。週刊現代の座談会に出た議員A,B,C,Dは名乗り出て,即刻議員バッジを外すべきだ。「決死」の覚悟があるというなら,小沢氏や鳩山氏を刺し殺すくらしのことをしてはどうか。何もできずにいるのなら,黙って静かにしていろ!週刊誌でこんな愚痴座談会を掲載して,おまえら恥ずかしくないのか。

2010年1月 3日 (日)

「iPS細胞ができた!」を読んだが編集のまずさにがっかり

1月なかばに再生医療関連のシンポジウムの取材があるので,年末年始に少し勉強しようとiPS細胞をテーマとした本を数冊持って帰省したが,予想通り(?)まったく読めなかった。親の介護がらみのドタバタや自分の時間の使い方の拙さが原因だが,ホントに情けない。

唯一読了したのは「iPS細胞ができた!」(畑中正一,山中信弥行;集英社)という本だが,内容というよりも編集のヒドさにゲンナリした。この本は京大名誉教授の畑中先生と山中先生との対談本で,初版は2008年5月だ。山中先生らによるiPS細胞作製成功の論文が初めて「Cell」に載って話題になったのが2007年11月だから,この対談本はその後,もっとも早く発刊された一般向けのiPS細胞紹介本ということになろうか。実際,出版元もそれを狙っていたようだ。

しかし,数ページも読めばすぐにわかるが,この対談本はまるでテープおこし原稿のようだ。一般向けだからわりやすく,という意図は理解できるが(例えば欧文表記はほとんどなく,カタカナ表記になっている。iPS細胞はさすがにそのままiPSだが),もっと文章を推敲すべきだろう。読みにくいしわかりにくい。対談の「臨場感」を残したつもりなのかもしれないが,まったく書籍という製品になっていない印象を持った。

内容的には,山中先生のご家族のことに触れている部分などは興味深かったが,とにかく本としての作りは非常に雑な気がした。

2010年1月 1日 (金)

新年のマスターベーション的討論番組に辟易

元日の生トークバトル「にっぽん大転換!?」を見ているが,辟易している(いま,10:45PM)。まだ15分ほど見ただけだが,若者が頑張らなければ日本の将来は危ない,だとか,今の日本の状況では若者が頑張れない,意欲を持てない,などここ20年くらいずっと同じようなことを聞いている気がする。副総理の菅直人氏や宮崎県知事の東国原氏,その他,早大教授(川本氏)や評論家(?),日本電算の永守氏,建築家の安藤忠夫(漢字間違えているかも)などが出ているが,少しまともなことを言っているのは安藤氏ともう1人コピーライター(?)という女性だけという感想を持った。

1つだけ,確信を持って言えることがある。元日の夜のこんな討論番組を見て,いろいろと考えた気になっている人は若者であれ,壮年であれ,老人であれ,将来の日本を背負ってたつような人間ではないということだ(もちろんわたしもそういう情けないオッサンの1人だ)。何かをなしとげたひとは,こんなマスターベーション的「討論」などに費やす時間はないはずだ。自分の目の前の課題や困難を解決すること,自分の掲げた目標に到達するための努力に寸暇を惜しんでいるからだ。

菅氏が出ているので,新政権の100日についてのコメントもいろいろな人から出ていたが,民主党政権に対するわたしの感想は「まあこんなもんだろう」ということだ。もともと期待値を高く持っていなかったし(具体的には子ども手当てぐらいで,これはとりあえず初年度は公約通り実施しそうである),ライバル(?)となる自民党のていたらく,みっともなさが,新政権発足後もひどいからだ(なにが一番ひどいかというと,自民党の連中がそれを自覚していないことだ。事業仕分けに反対する自民党幹部の集まりとやらで,鳩山総理に対する「母親からの手当て」問題を非難した森元首相の映像がテレビに映っていたのを見たが,醜くて反吐が出そうになった(その醜さを自覚していないところが自民党の致命的なところだ)。

「鳩ポッポ」(作家の安部譲二氏がどこかの週刊誌のコラムで鳩山総理のことをこう呼んでいた)のママからのお小遣い問題は本当にヒドイ話だが,だからといって,また自民党政権に変われば,政治家の金にまつわる問題がなくなったり,若者が希望を持てる社会に日本がなるのか?冗談じゃない。45万円(45兆円)しか収入がないのに95万円(95兆円)の生活費(予算)を使おうという国に希望があるわけがない。いろいろなところで書かれているが,このままでは近い将来,「大幅増税」か「相当なインフレ」は不可避に違いない。

いまやるべきことはこんなマスターベーション番組を見ることではなく,1円でも多く稼ぐことだ。仕事がないひとは1日でも早く見つけることに全エネルギーを注ぐべきだ。「国や政治などに期待するのはやめよう」。これがわたしの2010年の新年の誓いだ(新年早々,かなり支離滅裂なエントリーだなあ)。

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