最近のトラックバック

« 目糞鼻糞とはこのことだ-恥知らずの丸川珠代 | トップページ | 鳩山退陣-去年の10月を思い出した »

2010年6月 2日 (水)

学会取材-米国泌尿器科学会(AUA 2010)-①

Img_0193_4 5月28日(金)から米国泌尿器科学会(American Urological Association;AUA)(サンフランシスコ)に来ている。もっとも,今回の仕事は学会場ではない別のホテルで行われる某メーカー主催のセミナーの取材(2回)とその発表の原稿執筆だ。原稿の締切は帰国後,しかも,それほど急ぎの仕事ではないので,ここでは学会発表を自由に聞いてみようと思ってやってきたが,どうも思惑通りにはことが進まない。

セミナーの取材以外にいくつか学会の取材(材料撮り)を依頼されたこともあるが,時差ボケがうまくなおらないのも大きな要因だ。すでに3日間が過ぎ,プレナリーセッション(朝7:30~12:00まで最も大きな会場で行われる)も5/30から始まったが,眠くて仕方がない。眠いので午後(夕方)~夕方(夜),あるいは,夜~明け方(午前3時前後)まで眠ってしまい,朝(7時)になると眠くなる。アメリカにはこの業界に入って以降,少なくとも50回以上は来ており,ある程度の回数をこなしてからは,1~2日で時差ボケが解消される“体質”になった思っていたが今回はどうも勝手が違う。

今回はこのあと,シカゴの米国臨床腫瘍学会(ASCO 2010)にも行くことになっている。そちらは,現地での原稿の編集仕事(アンカー)だ。ASCOは一昨年(2008年)以来だが,今回はサンフランシスコに1週間いるので,時差ボケもなくなり万全の体調でのぞめると思っていたが(サンフランシスコとシカゴの時差は2時間),このままでは(日本との)時差ボケをひきづったままシカゴ入りしてしまうかもしれない。

AUAは2000年か2005年まで,医学新聞社の社員時代に6年連続で取材した学会で,個人的には最も好きな学会の1つだ。泌尿器科という分野の幅の広さもにも興味をひかれる。プレナリーセッションなど,タイトルだけを読むとどれも聞きたいと感じる(聞いてみると,よくわからいことも多い[ことの方が多い?]のだが,素人的にも泌尿器科全体の現在のトピックスがわかった気持ちなる)。

自分の仕事(ビジネス)的にも,AUAは取材が最もやりやすい学会(取材規制とか会場で写真を撮っていて怒られたことがほとんどない。また,発表ドクターからも,ノーと言われたことが皆無に近い)だった(私が続けて参加した6年間は)。

今回はたいした数の取材はしていないが,プレスルーム(昔在籍していた医学新聞社の編集長に頼んで,その会社の名前を借りてプレス登録した)は,数年前に比べると非常に質素になっていた。リーマンショック後の経済の悪さがAUAの財政にも影響を与えているのか?などといぶかしくおもった。

質素といえば,学会全体がそうかもしれない。今年からAbstract Book(抄録集)の印刷をやめたとのことで,配布物はプログラム(2センチくらの厚さ)のみ。1日つかったらよれよれになる原価5円くらいじゃいかと思うほどショボイ布のバックに,そのMeeting Programと,多少の配布物が入っているだけ。アブストラクトはネット見て,必要なものだけ自分でプリントするか,会場においてあるパソコン,プリンターからプリントせよとのことらしい。ドクターからの反応どうなのだろうか。確かに,電話帳のようなAbstract Bookは重いが,聞こうと思う演題の内容を確認したい場合,プログラムのタイトルだけはものたりないのではないか。パソコンを常に持ち歩いている先生なら会場で確認するのだろうが(私は今回,会場にはパソコンを持っていっていないのでわからないが,無線LANを施設してあれば,Webにアクセスできるので抄録は読める),すべての先生がパソコンを持ち歩いているわけではない。もっとも,そのために会場の数箇所に“パソコンコーナー”があるが....。

展示会場でも,お土産(景品)類の配布が少ないように感じる。そういえば,製薬メーカー主催のメシつきのセミナー(モーニング,ランチョン,イーブニング)のチラシや宣伝がほとんどない気がする。これも経済の影響なのだろうか。それとも,利益相反(conficts of interet;COIs)に対する規制が厳しくなったからだろうか。もっとも,COIというのはドクターが製薬メーカーの株を持っていたり,企業のコンサルタントになっていたり,研究費を得ている場合のことで,ブースでの景品や食事提供などのきまりはcode ethicsの問題ということになるのだろう。最近,アメリカではこれも厳しくなっているようだ。

さあ,これからPlenary Session IVを聞きに行こう(アカン,もうすでに眠い)。

« 目糞鼻糞とはこのことだ-恥知らずの丸川珠代 | トップページ | 鳩山退陣-去年の10月を思い出した »

医学・医療」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/520869/35019860

この記事へのトラックバック一覧です: 学会取材-米国泌尿器科学会(AUA 2010)-①:

« 目糞鼻糞とはこのことだ-恥知らずの丸川珠代 | トップページ | 鳩山退陣-去年の10月を思い出した »