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2010年9月20日 (月)

楽天やユニクロの英語,社内公用語化に思うこと

ユニクロと楽天が英語を社内公用語にするというニュースがしばらく前に話題になったが,あれはいったいどういうものなのだろうか。日産のようにトップが外人さんで,社長とのコミュニケーションはすべて英語という会社で,役員や幹部クラスが英語を覚えなければならない,というのはまだ理解しやすいし,日本に進出している外資系の会社でも,本社とのコミュニケーションは英語なので,英語ができることは出世の条件の1つではあるようだ。

しかし,ユニクロとか楽天は日本で日本人同士の会議でも英語でやるらしい。楽天の三木谷社長の英語による決算報告のビデオはYouTubeでみた。ユニクロも楽天も,国内市場の将来的な伸びをすでに見限っており,これからは中国,インドやその他の新興国を市場にしていかないと会社の拡大が望めない,という考えが基本にあるようだ。そのため社員は,英語を話せるのが当たり前の“国際人”にならなければならない,ということだろうか。

日本市場が飽和状態にあるという認識はまあ理解できるが,だから社内のコミュニケーションを英語で,という発想がなんとも日本的な気がする。

ある週刊誌(名前忘れた)に,楽天の記事が出ていたが,英語が公用語のはずの社内会議で「日本語で失礼します」という言葉が飛び交っているそうだ。

今回のことでまっさきに思い出したのは,日本の医学会で,英語を“公用語”にしている学会がいくつかあることだ。日本で開催されている国際会議,のことではなく,日本ナントカ学会で,演者もオーディエンスもみな日本人,というような一般口演で英語で発表し,あまつさえ,発表後の質疑応答まで英語でやる。

教授クラスの先生方には留学経験のある先生が多く,なかには本当に流暢な英語を話す先生もいるが,一般口演の発表はあまり英語が得意でない若い先生が行うことも少なくなく,しどろもどろになることもままある。そういう場合,共同研究者で発表者の先輩やボスにあたる先生が代役で答えたりすることが多いのだが,そういう助っ人がいなくて,フロアの質問が理解されない場合,質問者が「日本語でいいですか」と言って日本語で質問する場面に何度も遭遇した。

(次回に続く)

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