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2011年1月26日 (水)

週刊誌ネタ豊富なこの1カ月

年末からの1カ月は,週刊誌ネタ(ie. わたしがブログのネタにしたいこと)が多く,取り上げたいことが山ほどあるのだが,正月明けから2週間ほど,iPhoneとの格闘(?)と新しく買ったパソコン(DELLのデスクトップ。Windows 7 + office 2010)になれるのに費やし,仕事をあまりしていないので,今になって,かなりたいへんな状況になっている。

昨日書いたとおり,iPhoneにはだいぶ慣れ,アプリも有料,無料合わせて30個くらい追加インストールした。まあ,一見おもしろいが,どれもたいしたことはないという気もする。ただ,iTunesのメニューにある,iTune U という,海外の大学の授業や講演を無料でダウンロードできるサービスは,うまく活用すれば相当有意義な使い方ができる気がする。とりあえず,アメリカのメディカルスクールからいくつかの番組をダウンロードしてiPhoneに入れてみた。

Windows 7やOffice 2010も,まだ全然,慣れないが,使い方練習ばかりしてはいられないので,そろそろ本腰を入れて仕事を始めなければ。コンピュータを買いかえると,新しいOSやアプリケーションの解説書(できるシリーズ,とか,かんたん~,など)を思わず買ってしまう。買っても,ほとんどが積読(つんどく)になるのは内心わかっているし,ネットでもレファレンスサイトがいくつもあるのは理解しているのだが,自分が安心するためだけに購入する。こういうところは,年だなあ,とつくづく感じる。若い人は,いじっているうちに感覚的に覚え,それでもわからないことは,ネットで調べたり,質問サイトで解決するのだろう。

話がタイトルとズレしまっているが,ここ1カ月の出来事でわたしがおもしろいと思ったり,いろいろ考えさせられた(させられている)ことをアトランダムに書くと,1)NHK新会長問題,2)慶応放射線科,近藤誠氏の抗がん薬は効かない,関連の記事(年末に月刊文春に載ったのを皮切りに,年明けから週刊文春で2回,週刊現代1回,月刊文春1回),3)内閣改造(与謝野さんの入閣と枝野官房長官の福耳),4)児童養護施設の施設状況や基準に関するニュース,5)日本の優秀さを湛える記事やバブル期待記事,6)2011年の景気に関連した記事(中国の経済,2011年は米国大統領選前の年なのでNYの株は上がる,日本株が見直される,などの記事),7)市川海老蔵の事件―その他,いっぱいある。8)野田聖子の50歳出産のニュースもあったな(これは,どういうわけか,週刊誌ではほとんど取り上げられていない印象がある。どうも,なんからの力というか,規制が働いている気がする。2chなどでは盛りあがっているのだろうが)。

どれについても,自分なりの感想はあるのだが,ゆっくり書いている時間がない。1)NHK会長問題,についてだけちょっと書いておきたい〔以下の内容は,新聞記事のほか,おもに,週刊文春(1月20日号,143ページ)の記事を参照したもの〕。

NHK新会長にいったん“内定”していた慶応前塾長の安西祐一郎氏が,NHKの経営委員のメンバーからの反対必至の情勢のなか,受諾撤回を求められ,最初は拒否したが,結局,涙の会見で辞退した,というお騒がせな一件だ。これについては,JR東海前副会長の松本正之氏が急遽,新会長に決まり,経営委員長の小丸氏も辞任することになったそうだが,そもそも,安西氏の会長就任にケチがつき始めたのは,「都内に部屋を用意できるのか」「交際費はどのくらいあるのか」「副会長は自分が連れてこれるのか」という三つの条件を付けたのがきっかけだという。

これに対し,安西氏は条件を付けたのではなく,問い合わせをしただけ,と主張。一方,週刊文春の記事によると,「安西氏は三つの条件を含む約10項目をNHK側に打診しており,その質問事項が箇条書きにしてある書面を入手している経営委員もいるほどです。今さら,『あれは条件提示ではなく,単に問い合わせをしただけ』と言っても通らないでしょう。脇が甘すぎます」(NHK関係者の言葉)。

真相はわからないが,10項目の箇条書き書類のようななものがあったのはどうも事実のようだ。結局,それが,NHK会長就任を受諾するにあたっての安西氏の“提示条件”だったのか,それが,“条件に関する確認事項(お問い合わせ)”だったのか,というところだろう。

しかし,これが,本当に単なるお問い合わせだったとしても,安西氏はNHK新会長を普通の”お仕事”言い換えると,“就職”としてとらえ,だからその条件を確認したのに対し,NHK経営委員の何人か(あるいは多く)は,NHK会長職を”半ボランティア的な仕事と考えていたのではないか。

それでも,JALの会長を引き受けた稲盛氏のように無報酬ということはなく,NHKの社内基準通りの会長報酬は当然出るはずだから,それ以上,細かい条件を問い合わせる,というその行為そのものが反発を買ったのだろう。(ちなみに,無報酬で引き受けた,JALの稲盛会長に対しても,京セラとの関係やなにかで,批判的な週刊誌記事が何回かでている)。

脇が甘い,といえば確かに脇が甘いのだが,私がこの騒動に結構関心を持ったのは,日本ではやはり“条件”は口に出さないほがいいのだなあ,と感じたからだ。

ここで,いきなり低レベルの話になって恐縮だが,わたしの仕事でも,新しい仕事を依頼されるにあたって,原稿料とか取材料等の報酬額が,発注先から提示されないことが少なくない。過去に何回か同じ仕事をしていて,大体,金額がわかっている(決まっている)クライアントや仕事の場合はまだいいのだが,初めての仕事や新しいクライアントの場合,やはり気になる。

そこで,こちから「これ,なんぼでんの?(報酬はいくらですか)」と聞くことになるのだが,こちから言うまえに,ギャラを提示してほしい,というのが“下請け”としての偽わらざる気持ちだ。少なくとも,その話(= 条件交渉の口火)は依頼者側から切ってほしい,ということだ。

私のいる医療関連の業界ではないが,フリーのライターをやっているある人の経験談として間接的に聞いた話に次のようなものがある。そのライターA氏が某雑誌の編集部の間で「A氏は金に汚い」と噂されるようになったのだが,その噂のきっかけは,ある仕事を依頼されたA氏が「担当編集者に原稿料を問い合わせたこと」だったという。

「原稿料いくらですか」と聞いて→あの人は金に汚い,になるのか。NHK新会長にからむ安西氏の記事を読んでわたしはこのエピソードのことを思い出してしまった。

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