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2011年4月 3日 (日)

学会取材-第36回インターベンショナルラジオロジー学会(SIR)-シカゴ-③

SIRに出席するドクターは,放射線科の医師が多いのだろうということくらいは予測がついたが,やはりそうで,radiologyとか,diagnositic radiologyという所属が多かった。ほかに,radiological surgeryとか,surgical radiology,interventional oncology,などという領域(?)もあり,最初は少し違和感を持ったが,臓器別に分かれている診療科ではないため,これは当然といてば当然か。

素人考えながら,IRの本質は,1)治療手技としての血管内治療(血管内手術),と,2)ドラッグデリバリー技術―の2つに集約されると思った。

1)はmiminally invasive surgeryということだが,同じ,miminally invasiver surgeryといっても,laparoscopic surgery(腹腔鏡手術)ではなく,カテーテルを使った手技だ(これを surgeryと考えるか,内科的治療と呼ぶかは,議論のあるところだと思う)。2)は,循環器などでは薬剤溶出ステントがかなり以前から実用化(承認された治療として)されているが,今回は,放射線を出すmicrosphere(微小球?あるいは微小粒?)を腫瘍にデリバリーする治療や,抗癌薬を局所に注入する研究が多数発表されていた。

ディベートセッションでは,肝癌に対するchemoembolizationに関して,日本の研究(ペーパー)がいくつも紹介され,日本の貢献が大きいことを改めて感じた。

一般的に癌の治療法は,大きく,手術(外科),放射線治療(これら2つは局所療法),そして,全身療法としての化学療法―の3つに分けられるが,IRでは,それぞれ,(endo)vascular surgery(血管内手術あるいは治療),radioembolization(放射線塞栓療法),chemoembolization(化学塞栓療法)が対応している。

ただ,いずれも“局所(血管内)”での治療となり,それが,surgeryとしては,miminally invasiveが売りとなり,放射線療法や化学療法では,局所へのdelivery とその結果としての副作用の少なさが売りになる。

どうも自分のためのメモ書きみたいになってしまった。

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