最近のトラックバック

« 松本復興担当大臣の発言に関して―政治家の資質とは?- 「一事が万事」 - 不用意な発言が多すぎる日本の政治家 | トップページ | 管直人は精神に異常をきたしているんじゃないだろうか―管直人が新党結成-ダジャレでも言うしかない »

2011年7月 5日 (火)

松本復興相の放言を「弁護する」人たちの奇妙なツイート

松本復興大臣は辞任するつもりはないようだが、まあ、管内閣そのものがあと2か月もすれば終わっているだろうから、松本復興相の“任期”もそれほど長いものではあるまい(そう願いたい)。

日本という国には本当に幻滅しか感じられない。「もう少し若ければ。。。」、「扶養家族がいなければ。。。。。」、「こんな国を出て。。。。」などと妄想が浮かぶ。

もうこの問題について書きたくはないのだが、松本復興相の放言に対して、奇妙な「弁護」をいくつかのツイッタ―で見たので、最後に少し書いておきたい。

①例えば、.ジャーナリストで民主党参議院議員の有田芳生氏は「物事にはすべて背景がある。松本龍復興大臣発言。昨夏『これまでの体質を変えてください』と未知の議員から声をかけられた。あとで松本議員だと知った。予算委員会でもずっと丁寧な対応。べらんめえの物言いと内容は区別すべき。宮城県知事にはこんな問題も。http://goo.gl/zvnfm」というツイートをアップしている。

②また、編集者(ジャーナリスト?)の 竹田圭吾氏は「宮城県知事が主張する漁業権集約問題(特区構想)について、松本大臣は『県でコンセンサスを得るべきだ。そうしないと我々は何もしない』と言った。『地元漁協の理解を得ないかぎり国は認めない』というニュアンスに読めるが、地元無視と知事を批判する立場からは、これは評価されるべきではないのか」、などとツイートしている。

まあ、ツイッタ―なので前後のコンテキストを無視して「引用」するのはよろしくないのかもしれないが、これら2つの発言は、松本復興相の放言とはなんの関係もないことだ。

復興の受け入れ態勢について、宮城県側(知事側)にもいろいろと問題があるのはそうかもしれない。また、県でコンセンサスを得るべき、という松本大臣の発言も、“評価されるべき”内容があるのかもしれない。

それから、いちいち挙げないが、宮城県側の「復興支援をたかろとする」姿勢、を批判しているようなツイートも目にした。

しかし、今問題になっているのは、昨日のような公の場で、復興大臣があのように「感情に流されて」、「ウサ晴らし」のようなことを口走ったということなのだ。

今回、宮城県知事が「大臣を出迎えず、遅れて部屋に入ってきたこと」がどれほどの問題であるのか、どれほど失礼なことなのか。それについてもいろいろ意見はあるだろう。しかし、もし、宮城県知事の「遅刻」が失礼なものであったとしても、それは、会談の後でしかるべきルートを通じて注意なり、窘めの言葉を伝えればいいだけで、昨日の映像は、松本復興相がようするに自分が腹をたてて、その感情をぶちまけただけであろう。

その程度の感情をコントロールできないような人間に、今回の大震災の復興担当大臣という、利害関係、利害対立が錯綜するにきまっている役割のリーダーが務まるだろうか。今、問題とされているのは、そういう点なのである。

それなのに、①とか②、その他もろもろの、今回の件とは関係のない問題を出してきて、「ものごとには背景がある」とか、「これこれについては、評価できるのではないか」などと言っている人は、自分ではそのつもりでないのかもしれないが、松本復興相を「弁護」しているだけに過ぎないことに気づかないのだろうか。このようなツイートを流す人たちは、もう一度、冷静に考えてみてはどうか(もっとも、有田氏は、民主党員という立場上、意図的に「弁護」しているふしもあるが)。

復興担当相の一番の任務はなにか。最も弱い立場にいて被災した人たち(子供、病人、老人、障害のある人、などなど)を中心に、生活を支援し、被災地の復興をできるだけ早くスムーズに進めることであろう。利害関係がからむことから、一筋縄で行く仕事ではない。すべての人を100%満足させるような復興は誰がやっても無理だろう。しかし、そのなかでも、できるだけ利害を調整し、将来のことを踏まえて、しかし、スピード感を持って復興を進めるのが復興担当大臣の役割であろう。そのような役割を担うべき人間が、出迎えがないとか、自分より知事が遅れて部屋に入ってきたとか、そんなことで腹を立て、あまつさえ、多くの人が回りにいるなかで、自分の感情を抑えられない。そういう人間が、何を立派なこと、正しいことを言っても、説得力はないのではないか。

そのような人間の過去の「発言」や「背景」を取り上げて、ツイートしても、何の意味があるのか。

今回の松本復興相の放言についてのコメントでわたしが一番感心したのは、田原総一郎氏の次のツイートだ。

「 松本復興相、、、この人の言動はどう思われますか?」というRTに対し、田原氏は「一言で言えば幼い。きっとこれまでに出迎えを受けなかったという体験がないのでしょう。恵まれ過ぎて人生を歩んできたのだなぁ、と、あらためて感じた」

と答えている。「幼い」、まさに適切なコメントだと思う。昨日の映像を見て、大人の態度だと感じる人がいるだろうか?そして、そういう大人でない「幼い」人間が、一国の大臣に相応しいだろうか?

しばらく前、朝生の感想を書いたときにも触れたが、わたしは、田原総一郎は正直、あまり好きではなかったし、いまでもそうなのだが、最近、自分のなかでの評価が少し変わってきた。

いずれにしても、松本復興相の昨日の放言については、「やれ宮城県側にも問題がある」とか、「松本大臣の提案そのものは間違っていない」などと話をそらさず(それらは別の問題だ)、そもそも、あの態度はなんのか、もし、テレビ映像だけでは信用ならん(映像の操作により印象はもちろん変わるから)というのなら、その場にいた人たちを全員取材して(せいぜい数十人とかその程度だろう)、あの映像がそれを見た人に与えたであろう印象と、その場での雰囲気、印象にそれほど齟齬があるのかどうか、検証してはどうだろう。

« 松本復興担当大臣の発言に関して―政治家の資質とは?- 「一事が万事」 - 不用意な発言が多すぎる日本の政治家 | トップページ | 管直人は精神に異常をきたしているんじゃないだろうか―管直人が新党結成-ダジャレでも言うしかない »

経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

仙台市の菊地(63歳)と申します。

ご指摘の内容に同感です。
有田芳生氏や竹田圭吾氏の松本議員を擁護したコメントを私も読みましたが、確かに今回の暴言とは関係ありませんね。何のフォローにもなりません。

田原総一郎氏のいう「一言で言えば幼い。きっとこれまでに出迎えを受けなかったという体験がないのでしょう。恵まれ過ぎて人生を歩んできたのだなぁ、と、あらためて感じた」と同じことを感じています。

私は、公的な場であのような偉そうな発言や態度をとる人間が国民のために仕事をするとは思えません。大臣としての仕事も自己顕示の部分が相当しめていると思います。

菊池様
コメントありがとうございました。松本氏はわずか9日で辞任となり、この件は一応幕引きとなりましたね。あとを継ぐことになった平野達男という人がどうい人か知りませんが、頭(管直人)があのままではいずれにしてもこの先、まだ思いやられます。くれぐれもお身体を大事にして、この困難を乗り越えて下さい。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/520869/40675047

この記事へのトラックバック一覧です: 松本復興相の放言を「弁護する」人たちの奇妙なツイート:

« 松本復興担当大臣の発言に関して―政治家の資質とは?- 「一事が万事」 - 不用意な発言が多すぎる日本の政治家 | トップページ | 管直人は精神に異常をきたしているんじゃないだろうか―管直人が新党結成-ダジャレでも言うしかない »