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2011年12月 9日 (金)

学会取材-第21回 日本耳科学会

先月取材した沖縄での学会というのは、実は日本耳科学会で(みみか、学会ではなく、じか、学会)、24日のお昼過ぎから開かれた福島孝徳先生の特別講演 「聴力保存のテクニック合併症の防止:聴神経腫瘍 1560例の総括」を聞いた。

福島先生と言えば、三井記念病院の脳外科部長から40代後半で米国に渡り(それ以前にもドイツその他で留学経験豊富)、鍵穴手術(Key hole surgery)で有名な先生で、テレビのドキュメンタリーなどにもたびたび取り上げられているのでご存じの方も多いであろう。現在は、デューク大学の教授のほか、米国の複数の大学の教授職を兼ね、さらに、日本でも福島孝則記念病院(塩田病院附属)というのもでき、自らの執刀だけでなく、後継者(人材育成)にも力を注がれているようだ。ちなみに、頭蓋底の方向から手術をする外科は、頭蓋底外科、と呼ばれる。

聴神経腫瘍は、正確には前庭神経鞘腫と呼ばれる。良性の腫瘍なので、手術、放射線値治療(ガンマナイフ)、経過観察、の治療選択が難しい(= 意見が分かれる)らしいが、良性とは言え、何もしないままで腫瘍の増大が進むと(自然に縮小するような例もあるようだが)、聴覚その他に支障が出る。

これまでもテレビなどで福島先生の手術の様子などは何度か見ているが、講演でもこれまでの手術の動画を見せながらの説明だった。もちろん、わたしなどが見ても「へえー、すごい」という程度の感想しか言えないのだが、「てにをは」と接続詞以外はすべて英語(カタカタ英語)のような講演で、そういう言葉がすべてはないがやはりよくわからん(ラテラールがどうたらこうたら、テンポラールにどうたらこうたら)

外科手術はすべてそうなのだろうが、、頭蓋底手術などは、きわめて厳密な解剖学の知識と手先の器用さが要求される。見ていてこれはもう、完全に職人芸だなと思った。

実は沖縄へ行く数日前、古くからつきあいのあるフリーのカメラマンと食事の席で雑談をしていて、たまたま福島先生のことを口にしたら、「彼はおれの小学校の同級生だ。よく一緒にザリガニ取りをした」とそのカメラマンが言うので驚いた。そんなこともあって、講演のあと、檀上におりてきたら話しかけようかな、などと思っていたが、多忙な先生はこのあと上海に行くとかで、すぐに檀上から消えてしまった。

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