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2012年3月

2012年3月29日 (木)

<メタボ健診:非肥満でも指導…腹囲で判断,根拠薄く>って,根拠あるから始めたんじゃないの?

今年に入ってブログ更新の意欲がまた低下してきた。5年目なのでデザインを変えるなり,もうちょとしっかりしたホームページを作るなりしたいのだが(構想だけはいろいろあるのだが),日々の生活に追われて何もしていない。

<メタボ健診:非肥満でも指導…腹囲で判断、根拠薄く>,という見出しが目にとまった。

「根拠薄く」って,メタボ健診は2008年に始まったばかりじゃないだろうか。たしかに,当初から,日本の基準については,特に女性の腹囲の基準が男性より緩いことなど,海外の基準とのズレが指摘されたり,いろいろ批判はあったが。

それにしても,鳴り物入りで開始して,まだ4年しかたっていないのに,<根拠薄い>というなら,その根拠を主張した人たちとそれをもとにこういう制度を作った厚労省の役人は責任取るべきじゃないのだろうか。

まあ,自分もそのなかにどっぷりつかっている身(新しい健診制度や薬,治療法が開発・発売されると,それに関連して,何らかの仕事が回ってくることがある。メタボ関連の仕事はほとんどやっていないが)としては,あまり大きな声では言えない。なので,小さい声でいいます。

ヘルスケアってまったくマッチポンプだよなあ。

2012年3月12日 (月)

残念,野口みずき,瀬古陸連理事はなんだかつまらん男だなあ←今日発売の週刊ポストの記事

昨日の名古屋ウイメンズ,野口みずきは惜しくも6位。いったん脱落して150メール以上離されてから先頭集団に追いついたのはさすがだか,感動的な涙のゴールインも応援していただけに残念だった。

今日発売の週刊ポストにまた,男子マラソンのロンドン代表選考についての記事が出ている。瀬古陸連理事を対象とした記事で「瀬古さん,いったい誰だったらいいの?」というような見出しだった(コンビニで立ち読みしただけなので不正確)。瀬古理事の川内選手や藤原選手(いずれも実業団に所属していない)に対するこれまでのコメントが恣意的に引用されているが,引用されたコメントだけ読むとホントに情けない。実業団所属の選手の成績がぱっとせず,スポンサーが逃げることを心配して(川内,藤原選手に対する)“悪口コメント”を言っているとしか読めない。

もっともわたしも多少は文字を書く仕事をしているので,記事から受ける印象をそのまま受け入れるほどナイーブではない。とくに,コメント引用などは雑誌を作る側の意図に沿うように切り貼りできる(前後の文脈を無視。あるいは,曲解して)ので,単純な理解(誤解?)は避けたいが。。。

2012年3月 5日 (月)

週刊ポスト<公務員ランナー・川内の失速に<小躍り>した陸連の「本音」>-なんだかなあ。自分の甘ちゃんを恥ずかしく思った

一昨日、ロンドンオリンピックマラソン男子の選考に関する感想を書いたが、今日発売の週刊ポストを立ち読みしていたら、表題のような記事が目に付いた。内容は、川内選手や藤原選手(すでに代表入りを確実にしている。彼も現時点では無所属)の活躍を喜ばない陸連や実業団が、川内の失速を喜んでいるというもの。

川内選手は、あえて出る必要のなかった東京マラソンに出たのだが、そのことも陸連などにとってはおもしろくなかったようだ。代表選考会は1回出ればいいということになっているらしい。実際、陸連などは出るなと諌めていたという(昨年の福岡で日本人1位という結果を出していたので結果的には東京マラソンには出ないほうがよかった可能性がある。ただし、福岡でのタイムは2時間10分をギリギリ切る程度なので、東京マラソンに出ていなくても確実に代表に選ばれていたかどうかは微妙。現時点で川内が選ばれるる可能性は極めて低いと思うが、週刊ポストのこの記事が、いい意味での逆効果になって、“痛い腹をさぐられた(?)”陸連が、川内を選ぶかもしれない←ま、そんなことにはならないだろうけど)。

さらにこの記事には驚くべきことが書かれている。東京マラソンで4回の給水のうち3回失敗した川内選手(自分用のドリンクを取り損ねた)のボトルを隠したのではないかというのだ。3回のうち1回はペースメーカーの外人選手が“誤って”とったらしい。あとの2回は川内選手が“見つけられなかった”のか、いずれにしても取り損ねたのだが、川内選手は「名前を書いて目印もつけて自分のものだとわかりやすいようにしていた」という。そこまで周到に準備していながら本当にそこにあるものを「取り損ねた」のなら、元ソウルオリンピック代表の中山氏の「ドリンクを取る練習も必要」というコメントは正論で納得がいく。

もし、実業団に所属していない川内が独自の練習で活躍するのを快くおもっていない陸連等関係者が「川内のドリンクを隠した」という週刊ポストの示唆する疑惑が本当であれば(陸連は当然だがそのような事実を否定している)、これはひどいもんだ。〔とはいえ、週刊ポストがその真偽についてきちんと取材しているとも思えない。あくまでも状況証拠から推測した(あるいは、捏造した?)疑惑という印象も受ける。ただ、記事としてはおもしろい〕。

3人の代表のうち2人もが無所属の選手となると、実業団で企業から高い金をもらってやっている監督や選手の存在意義が問われるという陸連等の不安は、さもありなん、と思う。

記事の最後のほうでは、ソウルオリンピックの瀬古、中山の確執(当時、代表選考会として出場必須だった福岡国際に体調不良で欠場した瀬古が、その後行われた、琵琶湖国際マラソンで優勝して、ソウルオリンピックの代表になった際、中山が「瀬古は這ってでも福岡に出るべきだった」と批判した事件)について触れ、「第二の瀬古事件にするな」と結んでいる。

瀬古事件(?)と川内選手の東京国際でのドリンク取り損ね事件(?)とは同次元で論ずるべきではないと思うが(そもそも、この2つは事件なのか?)、陸連の代表選考の仕方にいろいろと「不純なもの」が混じっていることだけは共通している。つまり、選考に関わる団体や人間の利害や面子などが深くかかわっていることだ。

代表選考レースは4回あったそうだが(福岡、東京、あと2回は知らない)、そもそも代表選考レースを4回もする必要があるのかという当然の疑問にも記事で触れられている。これも、代表選考レースは「金になる」から、陸連および関係者は4回とも代表選考レースにしたいそうだ。なるほど。

しかしなあ。そんなドロドロしたものがあることくらいわかっているはずなのに、おとといのようなナイーブ(甘ちゃん)なエントリーを書いた自分が恥ずかしい。これでは、大相撲八百長問題に大騒ぎしたマスコミと同じじゃないか(大相撲に八百長があることなど昔からわかっていた)。オリンピックなど、日本に限らず、世界中で利害がうずまく一大利権イベントに決まっているのに。

ダントツの成績を残せない場合、やはり、「組織に所属している」ほうが有利ということだろう。その選手の周辺で「メシを食っている」人がたくさんいるからだ。

NHKの朝ドラ,「カーネーション」から学ぶこと,学べないこと

昨年の10月から始まったNHK朝の連続テレビ小説,『カーネーション』にハマっている。上期の『おひさま』(主演 = 井上真央)もなかなか良かったが,『カーネーション』は主人公の糸子(尾野真千子)を筆頭に,個性の強い登場人物が多く,演じている俳優さんたちもみなうまいので見応えがある。今日(3月5日)から、糸子役が夏木マリに変わるのでこれがどう評価されるかだが、尾野真千子の評判がよかっただけに夏木マリ自身も「完全にアウェイ」とどこかで言っていた。

カーネーションを見ていてやはり、熱意というか情熱というか、あるいは、好きこそものの上手なれ、というか、言葉としては陳腐だが、結局、なにかに成功する人は言葉にすると陳腐で手垢のついた、しかし不可欠な要素を備えているとつくづく感じる。

しかし、それは真似をしてできることではない。世界的なデザイナーとして活躍する3姉妹(コシノヒロコ、ジュンコ、ミチコ)についても、同様だ。やはり才能、あるいは、なるようになった、ということだろう。栴檀は双葉より芳し、か。

子どもをもってつくづく思うのは、親(父親 + 母親)の能力から大きくかけはなれた人間は生まれないな、というあたりまえだが、厳然とした事実だ。親よりも劣る(能力的にも性格的にも)人間にすることは簡単、というか、油断していると(甘やかせたり、間違った教育をすると)どんどんできの悪い人間になっていくだろうという気はする。だが、その反対はない。隔世遺伝というのもあるので、祖父母の代に才能豊かな人がいる場合はまだ期待を持てるが、わたしとわたしの配偶者の場合は、それも望みうすだ。

そのことに強く失望しているわけではない。むしろ日頃考えていることを改めて確信しただけだ。

どうもカーネーションとなんの関係もないことを書いているようだが、わたしのなかでは関連している。

鳶が鷹を産むことはない。しかし、鳶の子は鳶の子で可愛い。親としては立派な鳶として成長してくれることを祈り、そうなるように手助けするだけだ。

2012年3月 4日 (日)

ロンドンオリンピック-マラソン男子の代表選考-残り2枠は誰か?またいつもの残酷な選考プロセスか

もう3月か。それにしても今年は寒い。

男子のロンドン五輪代表最終選考会を兼ねたびわ湖毎日マラソンの結果,日本人トップが一般参加の山本亮(佐川急便)選手(2時間8分44秒で第4位)となり,残り2枠を誰にするか,微妙な情勢だ。

先月の東京マラソンで2位(日本人で1番。2時間7分台)となった藤原新(東京陸協)選手の代表入りはほぼ確定のようだ。

残り2枠を山本選手,東京マラソンで日本人2位の前田和浩(九電工)選手(タイムは山本選手より上),福岡国際マラソン(2011年12月)で日本人トップの川内優輝(埼玉県庁)選手(2時間9分57秒で3位),世界選手権(11年9月)で入賞した堀端宏行(旭化成)選手あたりが候補らしい。

川内選手は2月の東京マラソンにも出場。14位(2時間12分51秒,日本人のなかでは9場番目)と“惨敗”し,翌日,懺悔をこめて丸坊主にした写真が印象的だった。

しかし,以前,北京オリンピックの前にも書いたが(ハンセン200メートル出場権喪失で思うこと),こういうあいまいな選考のやり方はなんとかならんものか。一番すっきリするのは,代表選考会を一発勝負にすることだと思うが,選考会を複数回行うにしても,タイムを優先するのか,順位を優先するのか,選考基準をもっと明確に事前に決めて,選考レースが終わった段階で,自動的に決まるようなしくみにするほうがいいと思う。

大会による差(福岡は伝統のある大会だから,うんぬんとかいうネット上のコメントも見た),とか,当日のコンディションはどうのこうの,とか言っていたらきりがない。しかも,終わったあとでそういうことを言う余地があるのはおかしい。それを言い出したら,「その日は風邪で調子が悪くて」も理由になりかねない。

こういうあいまいな選考プロセスは,選考者側の怠慢だと思うし,非常に残酷だとわたしは感じるのだが,そのような批判があまりでないのは不思議だ(ほかの競技でも同じ)。

陸連とかがいろいろな“利害関係”を調整して決めるのだろうか。そんなもの,密室談合の政治と同じではないか。

3月11日は名古屋ウイメンズという女子マラソン(女子の五輪代表最終選考会)の大会がある。1月の大阪国際を欠場した野口みずきの成績が注目されるが(というか,そもそも,出場できるのか,が問題),この大会にはほかにも五輪出場候補の選手が多数でるそうで,ぶっちぎりで1位になる選手がでればいいが,あいまいな結果になると,またややこしいことになるのでは。。。

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