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2012年12月 7日 (金)

「年だから」は何故いけないのか―諦めと覚悟と執念と生きざま

「あっと言う間に11月も終わり」と書いたと思ったら,また,あっと言うまに12月も1週間経過。これから師走の慌ただしさが加速していくのだろうが,わたしの生活は変わりなし。いや,例年,9月~12月までは仕事で忙しいのに,今年は10月がピークで11~12月は暇になってしまった。来年からの見通しも明るくないので不安ばかりが募る。寒いと人は悲観的な考えに傾くようだ。

さて,特に書きたいこともないのだが,仕事が進まないのでブログに文字を埋めてみようと思う(暇と書いていながら,月曜日締切の原稿仕事が滞っている。さっさとやれよ!)。

今の業界に入って20年近くになるが(そのうち15年はサラリーマン),当初からわたしの心に引っかかっていたのは「医療・医学は究極的にどこまで行くのだろうか」という疑問だった。

そこで,過去のブログエントリーを見ていたら,フリーランスとして独立後まもなくの2008年2月にすでに医学の究極の目標はどこに?---PPKか不老不死か?という文章を書いている。

読み返してみて,もう5年前かと感慨深いが,同時に考え方変わらんなあ,とわれながら呆れる。iPS細胞のことにも触れているが,そういえば昨日は山中教授がノーベル賞授賞式出席のためストックホルムに行ったことがニュースになっていた。

1カ月ほど前に週刊誌で,一人あたりの病床数の少ない都道府県ほど,高齢者の寝たきり率が低い,という興味深い記事を読んだ。掲載号は忘れてしまったが,たしか,週刊現代だったと思う。そのときに,死に方としてPPK(ピンピンコロリ)は理想だが,実際は,NNK(ネンネンコロリ)が増加の一方,という記述があり笑ってしまった。

NNKはもちろん,寝たきり老人の増加をさしているのだが,療養型病院等の病室を覗いたことがある人ならば,NN(ネンネン)などという牧歌的な表現が現実を反映していないことはわかるはずだ。ましてや,K(コロリ)はまったく事実と異なる。NNKに対抗するなにかいい略語はないものかといま,3分ほどみ考えてみた。。。。が,どうもいい表現が思い浮かばない。モンモンと生き延ばされたあげくに死んでいく人が多い,という意味で“MMD(モンモン & dead)”,あるいは,ダラダラと生かされたあげくの死,という意味で“DDD”,あるいは“3D”(ダラダラ & dead)”はどうか。

つまらない言葉遊びをしているだけで,タイトルからずれた内容になっているが,これはいつものことだから気にしない(言葉遊びといえば,今,選挙で各党が出しているくだらないスローガンこそ中身のない究極の言葉遊びだろう)。

昔は「年だから」つまり,「(正常な)老化」の範疇であり,病気とみなされなかったもので,今では病気としての地位を獲得(?)している病気は多い。

例えば,骨粗鬆症。ちょっと高齢のドクターであれば,骨粗鬆症などは病気じゃない,と思っている先生はいまでもいるはずだ(しかし,今,そういうことを大っぴらに言うと批判されるので口にする人は少ない)。

性機能障害(ED,勃起不全)も,これはバイアグラが発売される前にあった座談会で,「寝た子を起こすことになる可能性はある」という発言が何度かなされ,あ,やっぱり本音では「年とってきて性機能が衰えてくるのは正常な老化のプロセスと考えているんだ」と思ったのを強く覚えている(日本を代表する有名な泌尿器科専門医の当時の教授クラスの先生数人が出席していた)。もちろん,事故による脊椎損傷や糖尿病,その他精神的な要因(心因性)により,若くしてEDになって苦しんでいる人もおり,その人たちにとってEDは対処してほしい疾患(症状)であり,PDE5阻害薬が果たした功績は大きなものがあるが。

大往生したけりゃ医療とかかわるな(中村 仁一 著)という 本があり,今年のベストセラーのベストテンだったかなにかにランクインするくらい,よく売れたそうだ。わたしも読んだが,この本は,特に現在の高齢者医療あるいは終末期医療をまっこうから否定している。

ここまで書いて,いつも以上にまとまらないエントリーになってきた。このまま書き続けても,まさにダラダラとした文章が続くだけなので,このあたりでやめよう。恥ずかしいがこのままアップする。さ,仕事に戻らないと。

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