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2013年8月31日 (土)

最近多い「膝痛」関連の記事で思うこと-その②

整形外科医は手術適応となるような,画像診断(X線,MRI)で明らかな病変が見つかった場合の治療法は知っているが,<中高年のひざ痛>のような,ようするに,加齢に伴う身体の不具合に対する「標準的診察」,「標準治療」のようなものはないのであろう(そもそも,正常な老化現象,に対しては治療法はないはず。それが治療の対象になるには,病気に“昇格”する必要がある)。

新聞や週刊誌,テレビで大きく報じられ,革命的治療法,だとか,画期的治療,とかの見出しやテロップ,コメントがでることもあるが,本当にすぐれた治療法があるのであれば,問題は一気に解決するはずだ。

ネットでもそうだが,膝痛,などのキーワードで検索すると,膝痛治療に関する宣伝・広告はくさるほど出てくる。ある障害(問題)を解決するという宣伝・広告がたくさんあるということは,当該の障害(問題)の画期的な解決法(治療法)が存在しない,ということのなによりの証拠だ。これについても,以前,ツイッタ―で触れたことがある。

ダイエットしかり,英会話上達しかり,そして膝痛しかり。メディアで話題になるのは,画期的な解決法(治療法)がないからである。

膝痛に関していえば,現時点で(私がそうであったように),整形外科でレントゲンとMRIで撮影をしてもらっても,すぐに治療対象となるような明らかな病変が発見されないような人の膝痛に,変形性膝関節症,ではない,画期的な診断名(病名)がつくられ,それなりの標準治療が出現すれば,現在の骨粗鬆症に匹敵するほどの『マーケット』ができるであろう〔これは,現在の状況をマーケット(ビジネスチャンス)と捉えた場合の見方〕。

一方,わたしもその1人だが,(広い意味での)患者としての立場から膝痛の問題を考えた場合,予防や早期段階での改善が実現されるケアは,整形外科では期待できないと思う。もちろん,重症になって,日常生活にも大きな支障がでるようになれば,整形外科の出番はある。ただ,わたしの現在の程度(痛みは日や時間帯,天気などによってかなり変動し,本当に痛いときは短距離の歩行もきついが,調子のいいときは日常生活に支障はない)であれば,よほど膝治療専門のところでないと丁寧な診察や治療(予防体操などを含む保存的治療)はしてくれないのではないだろうか。

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