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2014年2月24日 (月)

「永遠の0」を息子と観る

小学4年の息子が「永遠の0」を観たいというので日曜日に映画館に連れて行った。


ゼロ戦の話,原作の百田氏という作家がNHKの委員とかで先の都知事選で田母神氏を
応援して何か物議をかもした,くらいの前知識しか持っていなかった。そういえば,宮崎駿の風立ちぬの上映に際して,あれは「戦争を肯定する映画」という批判が永遠の0の作家(=百田氏)からあったんだっけ。ま,そんなことはどうでもいい。

映画としてはなかなかおもしろかった。祖母の葬儀で泣き崩れる祖父賢一郎(夏八木勲)の姿を見たことがきっかけで,賢一郎が清子(風吹ジュン)の実の父親でないことを聞いた
佐伯健太郎(三浦春馬)と佐伯慶子(吹石一恵)= 清子の子ども,賢一郎の孫,が 特攻で亡くなった実の祖父,宮部久蔵について調べ始める,という物語だ。

宮部久蔵は優秀な飛行機乗りだったが妻(井上真央演じる松乃)と生まれたばかりの清子のもとへ生きて帰ることを最優先し,仲間の兵隊から「腰抜け」「卑怯者」呼ばわりされていた。しかし,調べを進めるうちに宮部久蔵の死なずに戻るという意思が家族への強い愛情であり,無駄に命を落とすことに対する抵抗であることが明らかになり,それを理解・評価した戦友(井崎や武田,景浦)らの回想と昔のエピソードが交互に現れる。

この映画についてこれまでどういうコメントが書かれているのか知らないが,特攻というまったく非合理な(成功確率がゼロの)作戦を“気合い”とか“魂”といった無意味な掛け声で破滅まで遂行した日本の軍隊の愚劣さは強く印象に残った。

宮部久蔵がエンジントラブルで不時着となる可能性を予測していた自分の飛行機を後に松乃と結婚することになる賢一郎の飛行機と交換したのは何故であろうか。最終的に特攻を志願するに至った経緯から,一人でも犠牲者を減らしたいという贖罪の気持ちもあっただろう。賢一郎に託せば,松乃と清子を助けてくれるという期待も当然推測できる。

小学4年の息子がどう感じたかはちゃんと聞いていない。ま,親がこの程度の“感想文”しか書けないのだから立派な論評は期待しないが,何かを感じ取ってくれればよかったと思っている。

※ ブログのデザインを新しいテンプレートに変更したら,これまでのエントリーの改行がすべて飛んで,改行抜きの文字の連続として表示されることに気付いた。このテンプレートではshift + Enterとしないと,改行として反映されないことを知った。

かといって,過去のエントリーすべてにいちいちshift + Enterの改行するのは時間のムダなので何もしないことにした。

改行の問題はあるが,このテンプレートは文字がくっきりとした
ブラックで表示されるので読みやすさという点では実は気にいっている。

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